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「今日の運勢」あなたをだます手法

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「今日の運勢」はどうしてあたったように見えるのでしょうか。

占いを信じている人たちは、どうして何の根拠もない占いに騙されてしまったのでしょうか。そのトリックを解明します。

「今日の運勢」信じさせる秘密のトリック

Contents

あなたを信じさせる「今日の運勢」の5つの秘密を紹介しましょう


今日の運勢の秘密1 多くの人にあてはまることを言う


なぜ占い師の言うことがあっているように感じてしまうのでしょうか。

たとえば、私はあなたのことをよく知っています。

・あなたは、子供の頃、高熱を出す病気にかかったことがあるのではありませんか?
・また、あなたの心には、人に認められたい、人に愛されたいという願望があるようです。
・それにあなたは、外面的にはよくしつけられて自己抑制もできていますが、
 内面的には臆病で不安定なところがあります。

なぜ会ったこともないあなたのことをこんなによく知っているのでしょうか。
ただ単に、ほぼ誰でもあてはまることを言っているです。

このように、まず第1に、誰にでもあてはまることを言っているだけです。

今日の運勢の秘密2 どうとでもとれることを言う

占い師の有名な言葉に

あなたのお父さんは死んでいませんね

というのがあります。
「死んではいない(生きている)」
とも
「死んでしまっていない(死んでいる)」
ともとれるのです。
占い師にこう言われると、あなたは
自分に当てはまる意味だけを思い浮かべるのではないでしょうか。
そして、当たっている、と多くの人が信じこんでしまうのです。

これは極端な例ですが、よくあるのは、
「あなたの家の近くに車が見えます。
そして、右手の方に、大きな水のかたまりが見えます。」

この場合、右手の方というのは、
家の右手か車の右手かあなたの右手かはっきりしません。

「水のかたまり」というのも、
ため池があるのか、川があるのか、海があるのか、
はたまた体内に水がたまっているのかはっきりしません。

このような、どうとでもとれる漠然としたことを言ってくるため、
自分であてはまることを思い浮かべてしまうのです。


今日の運勢の秘密3 コールド・リーディング


さらに、これを発展させた、コールド・リーディングという技術があります。
「一瞬で信じ込ませる技術コールド・リーディング」(石井裕之)に
分かりやすく書いてあります。
たとえば、上記の誰にでもあてはまることの例としてこんなものが出ています。


「あなたのこれまでの人生は、もらうよりも与えることの方が多かったですね」
「最近、以前よりは食べる量が減ったのに、少し太りやすくなってきましたね」
「あなたは、どんなに頑張っても本当の悪人にはなれない人です」
「あなたは、決してだまされやすい人ではないけれども、未知のことにもオープンな気持ちで接することができる人です」
「あなたは、自分に対して厳しすぎるところがある」

また、かまをかける方法として「サトルネガティブ」が紹介されています。
これは、否定疑問文でかまをかけることによって、
あたれば幸い、当たらなければ、はずれた印象を与えない
ものです。

たとえば
「~ではありませんよね?」
「人からは~と言われませんか?」
「~には心当たりはないですよね?」
「~というのはあなたのことではないですよね?」
「~というのは私の気のせいかなぁ・・・」
「~というのは今まではないですよね」
「~ということは気づいていないですよね?」
こうやってあなたにかまをかけて、あなたから情報を引き出すのです。


また、漠然としたことを言って未来を予言したと思わせる
サトルプリディクションという方法があります。
あいまいなのでヒットしやすく、はずれても
はずれたことが証明できません。

「近いうちに~があるはずです」
「これから~はよくなっていくでしょう」
「~が起こるはずですが、あなたは気にもとめないでしょう」
「Aさんがあなたに内緒で~をするでしょう」
「今週中にBという名前の人とばったり出会うはずです」
「そろそろ、あなたに近い人が~するはずです」
「くれぐれも~に気をつけていてください」

否定的な返答があっても、
あなたはまだ気づいていないだけです
といえば、それですんでしまいます。

さらに、恐ろしいホットリーディングというものがあります。

今日の運勢の秘密4 ホット・リーディング


ホットリーディングとは、事前に調査する方法です。

あなたが鑑定依頼書などに住所氏名相談内容などを記入すると、
その内容を「弟子」が占い師に伝えるのです。

井上ひさしの「ベストセラーの戦後史」には、
弟子が情報を伝える方法が記されています。
座布団や茶碗、その組み合わせでサインが決まっているのだそうです。

あまりにあたる有名易者に関する体験談が
「週刊女性(1991年10月22日号)」
に掲載されていました。

その31歳の主婦は、姑とのいさかいにつかれ、
ある日、吸い込まれるように有名な占い師の門を叩いたのだそうです。

そして、受付でカルテを書き、1時間近く待たされて
弟子に案内され、占い師の前にしいてもらった座布団に座ると、

「お義母さんのことでお悩みですね」
とズバリ核心をついたのです。

行く度にあてられ、信頼感はます一方、
鑑定料2万円は高いと思いませんでした。

2ヶ月くらい経つと小さな石の像を見せられ、
「今の苦しみから逃れるために、朝晩この像に水を供えて祈ってみなさい」
先生を盲信する私が断るはずがありません。
私は借金として代金20万円を払いました。

それから、ある時は、数珠、ある時は壺と、合計100万円近く。
いつ夫や姑にローンがバレるか…。
眠れない夜が続きました。

そんなある日、ふと友達に、占い師のことを話すと、
「あそこってインチキなのよ!」
と叫んだのです。

私の顔を見るなり悩みを当てるのは、弟子が置く座布団の角度で、
カルテに書かれた内容を先生に伝えていたからだというのです。
ああ、私はなんということをしてしまったのでしょうか。
「あの易者にひっかかって、家庭が崩壊した人とか、サラ金に追いかけ
られている人とか多いんだから、気をつけてね」

といった彼女の声が、遠くで聞こえました。

今日の運勢の秘密5 薬品を使う

他に、透視を行う方法に、薬品があります。

廣野隆憲「阿含宗の研究・桐山密教の内実」によれば、

信者は、「因縁透視」をしてもらうために、
所定の「御伺い書」に悩みや相談事を書いて、
所定の茶封筒に入れ、四隅に判を押して厳封し、
教祖様に提出します。

やがて、書面か口頭で、「お伺い書」に見合った
助言が言い渡されるそうです。
同時に「御伺い書」も返却されるそうですが、
不思議にも、封筒は全く開封された様子はないのだとか。

その方法は、上記の本にこう書いてあります。

先生の部屋に入った際、うっかり下に置いてあった容器を
蹴とばしてしまった。
すると容器の中にあった液体が、そばに置いてあった
御伺い書の封筒にかかったので「これはいけない」と拭こうとしたら、
半透明になった封筒の外から、御伺い書の文字が透けて見えた。
「あっ、そうなのか」

これが透視のカラクリだったのか。

封筒の外からアルコールのようなものを塗れば、
透いて見え、しかも時間がたてば乾いて後がつかない。

透視力だ、神通力だなんていいくるめ、
インチキしてよわれわれを騙していたのか、……

このような「今日の運勢」をはじめ、色々なトリックで
信じやすい人をだまし、占いにすがったところが
よけい不幸になっている人が沢山いるのです。

あなたが、そんな不幸な目にあわないように、
当サイト「今日の運勢」の秘密を読んでくださっているあなたには、
「今日の運勢」の秘密と、
あなたの運命を引き起こす本当の原因も
解明してゆきましょう。



また、あなたが幸せになるための、一番深い内容を
以下の小冊子にまとめましたので、
もしご関心があれば、ご覧下さい。

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